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残念な結果に終わった人はしっかり反省し、通過した人も記述対策は物量が全てなので、とにかく数をこなしましょう。


みなさん、こんにちは。昨日は1次試験の合格発表日でした。申込者数が前年比13%減ということもあり、合格者数は前年比20%減の345人(経済区分の場合)でした。近年で最も少ない合格者数ですから、合格した人は優越感が支配し気が抜けている一方で、一次試験で不合格の人は「記念受験」やら「体調不良」「寝坊」などいろいろ理由づけしているのでしょうが、今回は現実を直視してもらうために、両者に冷や水を浴びせる話をします。

 twitterでは既に「全員1次試験通過」という報告をしましたが、合格した人自身、「想像以上に垣根の低い試験なんだな…」と感じたことでしょう。そんな択一試験でも、ほとんどの試験区分では不合格者の方が圧倒的に多いです。一方で、不合格の人からは「記念受験」やら「体調不良」、挙句の果てには「寝坊」など受験した事実さえ打ち消そうとする声が毎年きこえてきますが、どれも言い訳にさえなりません。

 HPに記載の通り、私はCIMAアカデミーとは別に、東洋大経済学部と昭和女子大で経済学の教鞭をとっていますが、昨日の大学講義の際、2,3年次に私の講義を受講していた4年生が「経済区分を受験して昨日発表だったんですけど、合格しました。でも、本命は違うところなので2次は棄権しようと思ってるんですけど、その場合本命のところに影響しますか?」と相談に来ました。手短に言えば、「人事院面接体験できるんだから受験しなさい。本命の面接においても、プラスになることはあってもマイナスにはならないから」と、私は答えました。

 当該学生も腕試しで受けただけです。でも、違うところ志望とはいえ公務員になりたくて試験勉強をきちんとやっていたから、総合職であっても択一は通過することができました。つまり、やるべきことをやっていればちゃんと結果はついてくるんです。数日前まで、あれほど長時間にわたりブログを閲覧していた人が合格発表から数時間後には、蜘蛛の子を散らすようにいなくなりました。なので、私の言葉が伝わることはきっとないと思いますが、やるべきことをやっていれば記念受験だろうが腕試しだろうが合格できるのに結果が伴わないのは、自分の取り組み方に問題があるからだと、しっかり受け止め、次に活かすべきでしょう。

 一方、とりあえず一次試験を通過した人も、まったく安心はできません。2次試験で半分にふるい落とされます。さらに、やっと最終合格しても、本番はここからです。官庁訪問は表面上4割程度の人が採用されるように見えますが、実際には一足先に最終合格を決めている教養区分組が参入してきますし、過年度の合格者も最長3年間官庁訪問の権利を有していますので、実際は官庁訪問にやってきた受験生のうち3人に1人採用されるかどうか、といったところです。だからこそ、以前より、「択一の合否発表をネットで確認したら、毎日10問記述答案を作成し提出しろ!」と言っているのです。

 2次試験まで残り半月となりましたが、うちのHPの【2次専門記述問題集】および【2次直前記述ゼミ】へのアクセスはいまだ日に10件ほどあります(もっとも、ブログへのアクセスに比べれば微々たるものですが…)。まあ、本気で合格したい人は択一の自己採点終了後から行動に移しているはずですので、ほとんどはブログを見たついでに覗いてるだけだと思いますが、日に1件くらいは2次対策関連の電話がかかってきます。たいていは教材到着までの日数を尋ね、「支払確認後、2日ほどでお手元に届きます」と答えると、購入を考えてる人は具体的な方法を、そして時間がかかりすぎると考える人(どこよりも迅速だと思いますが…)は電話を切ります。内容についてはサンプル動画をいくつか公開しているので、それで確認しているものと思われます。

 しかし、「今からでも間に合いますかね?」と言って、話を終わらせてくれない人がいるのも事実です。こういう人って、ご自身について何一つ私に語っていないのに、こちらが答えられるわけないことに気づかないのでしょうか。私が言えることは「HPに記載の通り、3科目合計で60問以上の記述問題がありますので、それがこなせるかどうかご自身の都合と相談してください」だけです(経済区分だけですが解答&解説は間違いなく最も充実していると思います)。

 前回のブログにも書きましたが、うちの学生も今年は記述対策が遅れており、つい先日までは答案を全く提出してきませんでした。さすがに今週からはある程度まとまった分量の答案が提出されるようになりましたが、それでも、答案提出の枚数制限が無制限であるにも関わらず、その権利をしっかり行使している学生は皆無と言っていい状況に変わりはありません。このブログは元受講生で現職の方も読んでくれているようなのでわかるかと思いますが、4月末~7月半ばって、学生が一致団結して、大量に添削を突き付けたり、追加の模擬面接や官庁訪問指導を要求することで、合法的に私を病院送りにすることができる時期のはずです(幸い、私が思ったより頑丈なせいか、病院送りになったことはありません…)。

 現職と受験生の接触禁止期間に入りましたので、例外日くらいしか学生に会う機会はないと思いますが、もしうちの学生に会ったら、「その程度の答案提出で記述対策十分なんだあ…。舐めてるよね。」と、自分たちの時の経験をさらりと語ってあげてください。私が言うよりも効果を発揮すると思うので…。2次試験まであと半月、添削地獄に陥るのは嫌だけど、学生の意識が変わることを願っています。

それでは、また。


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