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視野を広げることの大切さ


 みなさん、こんにちは。またまたブログ更新が滞ってしまい、12月に入ってしまいました。先週は、霞が関省庁別少人数説明会第1弾として財務省本省説明会&座談会を実施しました。経済学部生を中心とする総合職離れの影響をまともに受け、去年までとはうって変わり受講生しか参加せず、いささか寂しい会でした。それでも、参加者は皆満足して帰っていきましたので、ホッとしました(説明会の様子についてはこちらを参照)。

 ここ数年、公務員離れが叫ばれていますが、教鞭をとっている大学での様子を見る限り、地方公務員(特に東京都や特別区)の人気は依然根強いように思われます。一方、官僚志望はというと、仕方ない面もありますが厳しい状態がずっと続いています…。ただ、それ以上に私が気になっているのは客層の変化(もうちょっといい表現があればいいのですが、私の頭では思いつきません…)です。これは、所属大学の変化という意味だけではありません。何故、職業として国家公務員を考えたのか、ようするに志望動機が変化したということです。

 官僚目指す人は多かれ少なかれ「国や社会をもっとよくしたい」という思いが強いですが、そうした利他心よりも、まずは具体的に携わりたい分野を挙げる人が増えてきました。少なくとも国士型の人間は今ではほとんど見かけません。もちろん、どちらがよいかなんて私にはわかりません。仕事は「自分がよりよく生きるため」の手段ですから…。ただ、最初から志望先ややりたいことをがっちり固めて、その職場に相応しい人間になるよう説明会参加と試験勉強を継続するというのはなんだかもったいない気がします。

 イメージ先行で関心を寄せ、まずはそうした職場から足を運ぶのは当然の行動だと思います。しかし、大学生の志望先なんて、くるくる変わって当たり前です。むしろ、「公務員、○×省志望」ってガチガチに固め、自分の進路選択の正当性を補強するかのように志望省庁の説明会ばかり参加する人の方が、周りから見ても余裕なさげですし、事実、内々定も得られない傾向が強いです(もちろん、ウチの創業以来、約7年の経験のみからの結果ですが…)。

 今回説明会を行った財務省は正直、今の総合職志望者の間で人気官庁とは言えません。事実、最近6年間でウチから財務省に入省したのは8名いますが(来春入省予定者含む)、入塾時に財務省志望だったのはわずか2名です。ですが、いろんな職場の話を聞くことを通じて、迷いながらも少しずつ自分の進路が定まり現在に至っています。また、初志貫徹した2名にしても、ウチで開催した他省庁の説明会に幾度も強制参加させられました。たいてい、関心を寄せていないところの話だと、つまらなさそうな顔をしたり挙句の果てには居眠りします(私も人のこと言えませんが…)。そんな場合、講義時に「君は、自分のことを好奇心旺盛やら俯瞰的視点から物事を考えられるやら、私に言ってたけれど、二度と言うな!」と説教してきました。

 官民問わずいろんなところの話を聞いて、視野を広げ大いに進路に悩んでください。ただし、合同説明会に参加して質問もせずパンフレットをまとめてもらって家で読んでも、あまり意味はありません。直接、職員に思ったことを何でも質問してはじめて興味が湧くものだと私は思っています。そうして、あちこちで話を聞くことで心を動かされ迷うことで最終的に固まった自分の想いを大切にしてください。

 今月半ばには第2弾として内閣府の説明会を開催します。当該省庁に関心のある方はもちろんのこと、自分の進路選択について真剣に考えたい方のご参加をお待ちしています。なお、収容人数の都合上、説明会はすべて要予約とさせていただいております(すでに半分ほど埋まっています)。ご関心のある方は「お問合せ」からお申し込みくださいますようお願いいたします。

 その前に、今週は『公務研究セミナーin霞が関』があります。CIMAアカデミーHPには内閣府と財務省の案内が掲載されています。こちらにも是非参加してください。それでは今日はこの辺で。


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