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「急がば回れ」これが最短ルートです!


 みなさん、こんにちは。来週は教養区分1次試験合格発表日ですが、台風19号が直撃するであろう東海~関東地方の方はそれどころじゃないですよね?私も、自分のことは勿論ですが、千葉で暮らす両親のことが気がかりです。先月の猛暑日の最中の3日間停電も堪えましたが、今度はそれどころじゃ済まないかもしれません。皆様も備えをしっかりしておきましょう。

 以前にも書いたように、既合格者の方限定ではありますが、今年からコース生でない方にも官庁訪問アドバイザリーを開講しています。先日、ある受講生への個別指導を行っているときに、自分と同様に夏の官庁訪問で内々定を得られなかったけれど官僚への想いを諦めることができない学生が教養区分を受験し、某省庁説明会において担当者に12月官庁訪問をする旨話していた、と語っていました。

 教養区分受験者で12月官庁訪問を予定している方(ようするに3年生は該当しません)は現在、接触禁止期間にあります。「各省庁人事担当課長会議申合せ」にも明記されているにもかかわらず、堂々とルール違反を行う姿を想像するに、「自分が今、本当にすべきことは何なのか?」思考できないのだろうと思います。受講生に「打ち明けられた担当者、困ってなかったか?」と訊いたところ、「そんなに急がなくても…」と言ったけれど、当該学生は卒業までに就職を決めたい等、個人的事情を語っていたそうです。

 もうしつこいほど書いていますので「またか!」とお思いでしょうけれど、私は夏の官庁訪問経験者が間髪入れずに12月官庁訪問を目指す行為に対して否定的です。きっと件の学生からすれば、私は「自分の想いを理解できない上に、嫌がらせをする分からず屋で保守派(?)」みたいに思っているのでしょう。でも、私は自分のところの学生以外に対して嫌がらせをしたくて、こんなことを繰り返し書いているのではありません(そもそも本気で嫌がらせをするのならば、何も言わず放置します。そのほうが受講生にとって競争相手が減ることを意味するので…)。

 夏の官庁訪問経験者が間髪入れずに12月官庁訪問を目指す人は、多くが様々な事情を抱えているのも、これまでの経験で認識しています。でも、動機を尋ねたときに、ただの一人として(!)、説明会から官庁訪問まであなた方と長きに渡り対峙してくれた採用側の気持ちを慮った人はいません。皆やむに已まれぬ個人的事情を語ってきます。

 官庁訪問において、軽い気持ちであなた方を不採用にした担当者なんてまずいません。厳しい制約条件の下、判断を下してきたはずです。そのことは皆さん理解していることでしょう。採用側が慎重に下した結論に対して、あなた方が再度対峙して一緒に仕事をしたいと思ってもらえるようになるには、本当に長い時間がかかるはずです。ましてや12月は採用予定数はごく少数です。極めて可能性の低いところに必死になる姿を見るにつけ、「なぜ、夏のときに行わなかったんだ??」というのが、私の率直な感想です。

 前々回のブログで、再挑戦の門戸は想像以上に広いことを指摘しました。一方、これまで受験の勝者側にいたせいなのかわかりませんが、周囲より遅れることに怯える人がここ数年非常に増えているように思います(それなのに試験勉強を軽視する人が多いのが不思議です…)。元受講生に「(夏訪問した人間の)12月官庁訪問は本当に不利なのか?自分にはニュートラルに思えるのだが…」と尋ねられました。チャンスがあればどんどんチャレンジするという行為は、積極性もしくは想いの強さアピールを期待してるのでしょうけれど、「自己分析もままならない状況(事実、教養区分対策で相当時間をとられているはずです)で臨んだところで、ストーカー扱いされても否定できない」と答えました。

 本当に官僚になりたい気持ちが強いのならば、来夏までじっくり時間をかけて自分のどこが受け入れられなかったのか、あるいは本当の自分の強みは何なのか、一緒に考えていきませんか?過去のブログをご覧になればわかるように、お世辞にも口はよくありません。でも、厳しい指摘の結果が、HPに掲載されている高い内定率であるとご理解していただければ幸いです。

 この3連休は台風でどこにも行けないでしょうから、このブログをご覧になり自分にも当てはまると感じた方は、このまま現状継続すべきかどうか真剣に考えてみてはどうでしょうか。CIMAアカデミーは連休中も電話・メールでの相談は承っていますので、台風で何もできない暇つぶしに利用してみて下さい。言葉の力のみで自分はどのような人間と受け止められているか知ることも大切な就職活動です。

いつもより短いですが、今日はこの辺で。


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