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いよいよ明日!気負わず頑張って下さい

更新日:2021年10月2日


 みなさん、こんにちは。大学も後期開講したばかりで、久しぶりの通学で体がついていかない人も多いかと思いますが、明日は教養区分1次試験です。見かけのお手軽感と裏腹にいわゆるワンチャンが通用しない(実は春試験の方がはるかにハードルが低いです…)ことが浸透したせいなのか、この区分も遂に申込者数が減少に転じました。それでも最終合格までの倍率が20倍であることに変わりはないので、3年生の方は来春が本番のつもりで臨んでください!

悲壮感を払しょくできれば良い結果が残せると思います。

 試験に関して言っておきますと、全国のほとんどの受験生は数的処理や知識系科目など択一試験対策に勤しんでいると思いますが、最終合格のためには明日の試験の最初に実施される総合論文のほうがはるかに重要です。試験時間が4時間あって(論文2問解答します)、しかも午前中から昼ごはん抜きでぶっ続けなのですから集中力を保つ必要があります(昼ごはんはその後になります…)。

 とはいえ、もう前日ですのでいまさら論文対策なんかここで述べるつもりはありません。ただ、すきっ腹で4時間耐えつつ論文を書くイメージトレーニングくらいはしておくべきですよ。で、ぶっつけ本番で自分の文章センスに賭ける代わりに、その分択一試験対策を優先してください(1次試験の合否は択一試験の点数のみで決定されます)。ただし、自己採点して一次試験通過の目途が立ったら、即座に2次対策を始めたほうがいいですよ。基礎能力ⅠⅡで配点比重が異なるので絶対とはいえませんが、54問中35問あれば一次通過は問題ないでしょう

 昨年は、基礎能力Ⅰ:15点、Ⅱ:17点が1次合格最低点でした。受験生ならばわかってると思いますが、Ⅰのほうに傾斜がかかっているため、昨年の場合、Ⅰが1点下がり14点だと、Ⅱは20点得点する必要がありました(19点だと不合格)。基礎能力Ⅰで15点得点するのって東大生でも多くないので、基礎能力Ⅱで点数を稼ぎ、なんとか35点確保するつもりで臨むとよいでしょう。ちなみに、1次で40点以上取る人が周りにいても気にする必要ありません。春試験と異なり、教養区分は択一で逃げ切ることは極めて困難ですので…。配点は圧倒的に2次重視なので、もしあなたが人当たりがよく、コミュニケーション能力に長けているのでしたら余裕で逆転できますし、採用には無関係ですがかなりの高順位になります

 教養区分2次試験は、政策課題討議試験、企画提案試験、人物試験から構成されますが、いずれも一人で対策を立てることは困難です。多少費用は掛かりますが、昨年に引き続き今年も、CIMAアカデミーでは教養区分2次試験対策講座を実施しますので、月曜に自己採点した結果、1次試験通過のめどが立った人は是非ご検討ください(こちら)。

 3年生(または公務員試験自体がはじめての人)にとっては、試験勉強をはじめて間もないこともあり、一次試験通過自体がかなり大きなハードルだと感じるかもしれません。しかし、たとえギリギリであろうとも通過してしまえば、択一の点数なんか、時間にしてわずか20分足らずの人物試験(人事院面接)よりも配点比重が低いのですから、先ほども述べたように、再チャレンジ組を逆転することは、専門試験を重視する春試験に比べてはるかに容易です。また、「本番は来春だ!」と思えば、さほど緊張することなく試験に臨むことができるでしょう。来春本番の人はとりあえず、合否とは関係なく、明日の試験では30問正答を目標にしてくださいね。来春にむけて、本当に楽になりますから…。

いつもより短いですが、今日はこの辺で。


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