みなさん、こんにちは。総合職に続いて始まった一般職の官庁訪問も一段落つき、弊社のHPアクセス数も平常状態に戻りつつあります。最近は、ずっと官庁訪問絡みの話題を取り上げてきましたが、とりあえず、今回でこの話題は一旦終わりにしようと思います。
前回のブログでは、夏の官庁訪問が上手くいかなかった人が12月官庁訪問を目指して教養区分試験へシフトする行動に対して、かなり手厳しい批判をしました。実は、官庁訪問第1クール終了時の頃からポツポツと問い合わせがあり、ここ1週間だけでも3件電話および直接の受講相談をしました。ちゃんと理由を説明すると、みなさん最終合格するだけの学力を有しているのですから、その場ではどの人も理解を示してくれます。それでも、行動に踏ん切りがつかないようです。
じっくり話を聞いてみると、どの人も本音では、就職浪人に対する心理的抵抗および世間体の悪さが、可能性はほとんどないにもかかわらず12月官庁訪問へと意識を向かわせるようで、12月に向けて積極的に行動している人は皆無でした。もちろん、自分の人生ですから最終決断は自分自身にあるのはわかります。でも、「急がば回れ」ということわざが示すように、夏の官庁訪問で指摘されたことおよび、自分で感じとった劣等感を克服するには時間がかかるし、採用側も次はニュータイプの皆さんと面接をしたいではないでしょうか。他者の側に立って考えないと、仮に教養区分試験に合格したとしても(倍率20倍ありますからね!)、夏よりも悲惨な結果が待ち受けているだけです。
これだけ厳しい指摘を繰り返ししてきた以上、うちも考えを改めないといけないでしょう。これまで、CIMAアカデミーの官庁訪問アドバイザリーは受講生限定でした。長い時間受講生を見てきているのですから、各人の性格もきちんと把握でき、それが高い内定率に繋がっていました(2019年は71%!)。ですが、今年より、若干名ですが外部生の受入れを開始することにしました(ただし、夏の官庁訪問を経験した人に限定します)。詳細についてはこちらをご覧の上、お気軽にお問合せ下さい。1年近くに及ぶカウンセリングをイメージしてもらえればと思いますが、適性は人によってまちまちですので、面談の上、判断させていただきます。
巷では夏の官庁訪問で切られたばかりなのに、焦ってほとんど採用数の無い12月官庁訪問目指して教養区分受験へとシフトする人も多いですが、あまりにも無謀です!総合職試験の最終合格の権利がなぜ3年間有効であるのか、その意味をもっと真剣に考えましょう。 いつもより短いですが、きょうはこの辺で。