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民間就活も大事ですが…


 みなさん、こんにちは。もうすぐ2月も終わりです。公式には来月から企業説明会が解禁される(とはいっても、うちの学生を見る限り、これから本格的に就活する学生なんか一人もいませんし、それどころか、昨年末のうちに内々定をもらっている学生も一部ではありますがいます…)こともあり、最終面接帰りなのか、スーツ姿で講義に参加する学生が多数を占めるようになりました。

 それでも、講義に出席する分、昨年よりはまだマシです。でも、勉強量が絶対的に不足している点では、昨年とほとんど変わりありません。3年時の夏くらいからインターンシップ等さまざまなイベントに参加している人がほとんどでしょう。択一試験まで2カ月を切っているのですから、本来ならば全ての空き時間を勉強時間に充てるくらいの気持ちでいても、周囲の動きに引きずられるのが人間です。実際は思うように勉強時間が確保できない…という人の方が多いのではないでしょうか。

 受講生には幾度となく話をしていますが、入省1年目の元受講生の1人は、この時期から説明会等への参加をピタッと止めました。理由を聞くと、「毎回の小テストや講義を通じて、自分は勉強のペースが遅れていると自覚したから」と言っていました。ずいぶん思い切ったことするなぁとも思いましたが、それ以前の時点で「自分は官僚を目指す!」という想いが固まれば当然の帰結ともいえるんですよね。で、結果ですが、上位2割以内に収まり(あちこちでしつこいくらい言ってますが、順位がよければ採用可能性が高まるわけじゃないですからね!これ以上のことは今回の内容から外れてしまうので、質問されればお答えします)、官庁訪問では訪問先すべてで高評価で、私の手を煩わせることなく、第一志望に内定しました。

 万一、公務員試験に失敗したら…という恐怖心(?)が強い人には、上の事例は全く共感できないのかもしれません。でも、私は「強くなれ!」と言っているわけではありません。「弱さを正しく理解しろ!」と言っているだけです。ある内定者がこんなことを語っていました。「自分は決して強い人間じゃない。だからこそ、リスクヘッジをする。そうすれば本命に多くの時間を費やすことができるし、万一、上手くいかなかったとしても、もう一つの選択肢を受け入れることができる…。」この内定者は、いわゆる就活ランキングの人気上位に位置する複数の企業の内々定を獲得し、それで自信をつけて官庁訪問に臨み本命の省庁の内定を獲得しました。

 現在、法学部生以外は皆、周囲に総合職志望がほとんどいない環境に身を置いていることかと思います。それゆえ、順調に内々定先を確保していく学生を目の当たりにして焦っているかと思いますが、少なくともこのブログを閲覧している皆さんの本命は公務員であり、試験合格はもちろん、その後の官庁訪問で内々定を獲得することにあります。ゆえに、民間就活が思い通りにいかなくても、ちゃんと自己分析ができている限りは特に心配する必要はありません。事実、うちの学生に関してですが、民間内定の有無と官庁訪問での内々定獲得の間に相関性は全くありません。ただし、民間就活をちゃんと行っていない人は話は別です。

 経済区分の場合、就活を理由にこの時期の学習時間がろくに確保できない人が多いせいか、ここ3年程は半分の正答率で択一試験通過という状況が続いています。そんな試験であっても、択一試験の倍率は5倍ほどになります(欠席者を除くと、実際は4倍程度でしょう)。そんなぬるま湯状態の経済区分も、2次試験は別世界です。うちは今年は、来週から2次対策開講ですが、先日、昨年の本試験問題を見せたところ、受講生の顔色が一気に強張りました。特にミクロ経済学は、「過去問題集を○周しました!」て形での勉強しかしてこなかった人には、そもそもこの問題は全体を通じて何を要求しているのか把握することすらできないかと思います(もっとも、記述は相対評価なので、全員が書けなければ、それだけ採点が甘くなるのが実情ですが…)。

 今週末からは、毎回の講義の後半を使って、恒例の択一対策小テストを択一試験本番直前まで10数回に渡り実施します。いままで就活に振り回され右往左往していた人は、このテストを通じて勉強不足の箇所を把握し、本試験に向けて学習態度を改める機会だと思って臨んでもらえればと思います。

 なお、春試験受験予定で諸事情により独学で試験勉強をしている方向けに、「経済事情」「財政学」の単科販売をしています。詳細は、このブログの下をクリックしてください。該当ページにジャンプします。本試験での経済事情の出題数の多さや科目の特徴上、他の国家公務員試験でも対応できるという点を考慮すると、費用対効果はバツグンだと思いますよ!

 それでは、また。


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