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試験日程について思うこと


 みなさん、こんにちは。試験委員も発表され、「さあ、本番モード!」と行きたいところですが、実は、うちのHP(というかアクセスの大半はブログですね…)のPVが今月に入ってガタっと落ちてます。もちろん、顔はわかりませんが一度アクセスするとかなり昔に書いた記事にまで遡って長時間閲覧している人も中にはいますが、アクセスポイントは特定の地域(首都圏と京都・大阪)に偏っています。

 官僚不人気(公務員全般だと、まだまだ公務員人気は根強いですが…)は今に始まったことではないので、官庁訪問期間など特定の時期を除けばサイト訪問者は少なく寂しい状況であることはわかっているつもりですが、それでも例年と比べて今月はかなり少ないです。「民間就活で多忙なのかな?」くらいにしか考えていなかったのですが、先日、受講生から「今年の官庁訪問の詳細が公開されました!」と連絡を受け確認してみて、自分としては事態が理解できました。

 教養区分対策を実施していた時期は京都大学の学生も通ってきてくれていたのですが、現在は、CIMA生は通信も含め全員東京地区の大学生および大学院生です。ゆえに、周囲では全くと言っていいくらい話題にも上らなかったのですが、今年の官庁訪問、最終合格日翌日からスタートなんですよね。これじゃあ、アクセスポイントが特定の地域に偏るはずです。

 ここ数年は間に土日を挟んでいたこともあり、お金はかかるものの、地方の学生は東京に移動する時間が十分ありましたが、今年は合格発表日に予約だけでなく移動もしないといけないんですよね…。それも、訪日外国人旅行者が多数押し寄せ宿泊施設が不足している真夏の東京に…。正直、「2015年度試験の教訓をもう忘れたのか?」と呆れ果てました。

 知らない人も多いと思いますので簡単に説明しますと、現在入省3年目の人たちが受験した2015年度本試験は、2次試験が6月第4日曜日、すなわち地方公務員試験日と重なりました(というより、地方公務員の試験日が例年通りなのですから、敢えてぶつけたといった方が表現としては正しいかもしれません)。結果はというと、2次試験日、全国の試験会場では欠席者が続出しました。

 あまりの欠席者の多さでこの年、特に法律、経済区分では最終合格者が激減しました。人事院HPでは現在、H28年以降の結果しか掲載されていませんが、数字を確認したい方はウチのHPの「総合職試験について」をご覧ください。H27年だけ最終合格者数が異様に少なくなっているのがご確認できます。

https://www.cimaacademy.com/examination

 今年は元号が変わるし、翌年の東京オリンピックを見据え、国家公務員一般職の官庁訪問を相当前倒しにせざるを得ないといった制約条件があったことは理解できます。しかし、2015年の教訓を思い出せば、最終合格発表日翌日から官庁訪問開始にしたら、どのような事態になるのか十分予測できるはずです。もちろん、『各省庁人事担当課長会議申合せ』には下記のような但し書きが明記されてはいます。

『各省庁は、地方受験者、民間企業志望者等への対応に当たり、訪問開始時期が遅れたことを理由に不利益な取扱いはしないことを徹底する。』

 しかし、この一文、毎年明記されていますので、特段強調しているようには読み取れません。ダイバーシティが叫ばれ、地方都市での説明会開催さらには遠隔地受験者に向けたskypeによる説明会など、かつてとは比較にならないくらい、地方の大学生に向けた情報発信がなされており、そのこと自体は高く評価してよいと思います。しかし、最後の最後にこんなことされたら、全ての努力は水の泡です。

「霞が関の人材は東京近辺の大学生もしくは先に官庁訪問の権利を有している教養区分組から調達する」という方針なのか、と疑いたくもなってしまいます。東京の官僚志望の大学生にはピンとこないでしょうけれど、地方では公務員の併願はごく普通で、総合職試験は日程的には公務員試験の最初に位置づけられますので、申込者数だけでみると、さほど大きな落ち込みはみられないかもしれません。しかし、2015年の時も、深刻な事態に陥ったのは2次試験以降です。官庁訪問をもっと短くする(現状を考えれば短縮化は十分可能でしょう)など、もっと対応策はあったのではないかと思います。

 決まってしまったことに対して、これ以上外野がどうこう言っても仕方ないのでもうおしまいにします。遠隔地の方には、「合格発表日まで心配でどうしようもない」という気持ちを払しょくできるくらい、余裕で試験を突破できるくらい頑張ってほしいと思います。できれば、その一助として、CIMAアカデミーの単科講座(さすがに時期的にコースはキツイでしょう…)を利用していただければと願ってます。最後は、営業トークになってしまいましたが、大目に見てください。

それでは、また。


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