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自分が今何をすべきか、問いなおしてみましょう。


 みなさん、こんにちは。春休みに入った頃だと思いますが、私は定期テストの採点&成績評価に追われています(以前にも同じようなこと書いたと思いますが、テスト採点って春休み期間まるまる使って行うものじゃないんですよ。私の場合ですと、あと5日間で合計400名分の成績評価を終えなきゃいけないのですが、まだ半分しか終わってません…)。

 そのようななか、先日、今年度の国家公務員試験の試験委員が公表されました。経済区分は試験委員の変更が2次試験に大きく影響しますが、ミクロ経済学と公共政策で交代がありました。多くの学生には関係ない公共政策はともかく、ミクロ経済学はここ数年、双対性アプローチや公共財(クラーク・メカニズムまで要求される)が出題され、いずれも数式でしっかり説明できないとほぼ白紙同然になってしまうレベルの出題が続いていました。

 しかもミクロ経済学は経済区分の必須科目ですから、ここで出鼻を挫かれ焦ってそのまま…という受験生が全国的に多かったように思われますが(採点は相対評価なので、実際には苦し紛れに何か書いたことで、かなりの点数がついていたという学生も存在します)、今年はかなり傾向が変わるのではないかと予想しています。とはいえ、今から周囲の準備不足に期待するようでは、試験はかろうじて通過したとしても、官庁訪問なんかとても耐えられないと思いますので、自分に自信をつける意味でも、かなり負荷をかけて試験勉強に取り組むべきだと思います。

 東京の学生の場合、この時期は官庁の説明会に加え、民間の短期インターンシップに参加したりというように、学習時間確保にかなり苦労しているようですが、公務員試験に筆記試験が課せられている以上、残念ながら、学習時間が確保できないことは言い訳にすらなりません。内定先を一つも確保していない状況で公務員試験に突入していくことに不安を感じているから、様々な業界に顔を出しているのでしょうが、その結果、出発点において自分が最も惹かれていたものを犠牲にすることになったとしたら、本末転倒と言わざるを得ません。

 ましてや、その惹かれていたものが公務員だとするならば、近年は合格最低点が極めて低い状態が続いているのですから、このチャンスを活かさない手はないと思います(「興味が失せた」、「違う進路で頑張る」と言うのでしたら、話は別ですが…)。受講生には幾度となく話をしていますが、学生の就職ランキングの上位に位置する会社の内々定を確保した状態で公務員試験に臨む学生もいれば、民間就活なんかほとんどしない状態で公務員試験に臨む学生もいますが、うちの学生に関して言えば、官庁訪問の結果を見る限り、どちらも違いがありません。

 大事なのは、話を聞いた私が納得できるかどうかです。私すら納得させることのできない学生が、これから次々に登場するであろう見知らぬ「おじさん・おばさん」にどうやって自分を理解してもらうのでしょうか。私の目に映る範囲ですが、現役大学生の多くは十分すぎるくらい官民問わず説明会に参加しています。にもかかわらず、語りに関しては雲泥の差があります。少なくとも、説明会に多数参加したからといって、語りが向上するわけでないことは自明でしょう。一方で、説明会に時間を割けば、確実に勉強時間が奪われます。そうすると、ペーパーすら通過できない可能性が高まってしまいます。

 予備校講師だからというわけではありませんが、現役大学生に関して言えば、今は試験勉強を第一に考えるべきで、隙間を埋めるように説明会に参加するのが良いかと思います。一方で、最近、長時間を要して過去のブログを大量に閲覧している方がいますが、情報収集という点を考慮しても、あまり好ましい行為には思えません。

 あくまで憶測ですが、①地方の受験生、②公務員試験浪人生、の方が考えられますが(東京近辺にいる現役学生ならば、ブログに頼らずとも、自ら行動すればいくらでも必要な情報は得られます)、前者ならば、東京の学生と同じような行動をとる必要はありません。官庁も最近では文科省のようにスカイプを活用した説明会を積極的に開催しているところもあるのですから、そういうのに積極的に参加しましょう。就職情報なんてそれで十分です。その分、試験勉強を通じて自分に自信を持つようにしましょう(順位のことをいっているわけではないので、誤解しないように!)。

 一方、後者の場合、一度くらいの浪人ならばこれまでに話したケースと同様ですが、そうではない場合、何度も何度も公務員試験を受験するという行為自体を疑問視している私(理由はいくらでも言えますが、ブログの趣旨から外れますので割愛します)には的確なことは何もいえません。ただ、このブログを閲覧しても参考になるモノはほとんどないとだけ申し上げておきます。

いずれにせよ、試験委員も発表されたわけですし、これまで以上に試験勉強に力を入れませんか。ゼロはさすがにどうかと思いますが、3回説明会に参加した人と10回説明会に参加した人で、後者が有利ということはありません。でも勉強しないと、現職の方が「みなさんのために」時間を割いて対峙してくれる官庁訪問という場に立つ機会が得られません。そのことだけは忘れずに、今の自分は何を優先すべきか、この連休中に考えてみましょう。

 それでは、また。


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