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公務員志望だからといって、公務員にしか目が向いてないのはダメです


みなさん、こんにちは。大学は定期テスト期間直前ということもあり、図書館の利用率が非常に高い日々が続いていますが(普段が低いとは言っていません。私が教鞭をとっている大学はどちらも日頃から図書館の利用率はかなり高い方だと思います)、テスト対策は順調でしょうか。きっと公務員試験勉強も一時休戦という方が多いかと思います(私は、前回のブログにも書いたように、定期テスト問題差替えの真っ最中です…。せっかく現金給与総額はじめ労働経済関連のグラフいくつも作ったのに、「なんてことしてくれるんだ?」という言葉しか出てきません…)。

 そんな昨日、現在、日本銀行職員である元受講生が、地方赴任の御挨拶ということで遊びに来てくれました。「どうせなら、後輩の前で何でもいいから話していってよ」と私が頼んだこともあり、30分ほどではありましたが、現受講生に現在の仕事や官庁訪問体験談(総合職試験に最終合格しているので、官庁訪問をした上で、最終的に今の職場を選択しました)などいろいろ話をしてくれました(あくまで、OBが後輩に対してアドバイスをする類のものであり、採用に関わる説明会ではありません)。

 これまでも、各省庁の採用担当者を招いての業務説明会とは別に、CIMAアカデミーでは、多くのOB/OGが遊びに来たついでに後輩である現受講生を前に、自らの体験談等について語る機会が多数あり、その様子の一部についてはこのブログでも紹介してきました。ただ、そのすべてが現職公務員であり、非公務員の話を聞く機会はもちろん受講生も初めてのことでした。しかも、総合職受験生にとって日銀はいろいろな噂があり、その噂に対応する形で皆説明会や面接対策を行うから、噂は肥大化することはあっても等身大で観ようとする姿勢はますます遠のいてしまう…。

 時間は短かったし、現職公務員の話ではなかったけれど、これまでのOB/OGによる体験談と同様、受講生にとって非常に有意義な時間だったように見えました。真偽も定かでない情報の非対称性を自らの五感で解消することで、自分がアピールすることは何かをしっかり見極めてもらえればと思います。そして、今年の受講生(教養区分合格者組含む)が皆希望の進路に決まり、今度は彼らが後輩たちに自分たちの経験を語る…そうした循環が今以上にもっと出来上がっていけば、と願っています。

 このブログは、CIMAアカデミーHPの中で断トツのアクセス数を誇っており(まあ、うちのHPの中で毎週のように更新されているのはブログだけですから、当然の結果ではありますが…)、去年7月は1万PVを超えてました(その代り、8月は一気に3分の1に落ち込みましたが…)。読者の多くは今年受験予定の方だと思いますが、受験するかどうかは未定の方や保護者の方もいることでしょう。総合職試験の情報ツールとしてそれなりに認知されてきたのは素直に喜ぶべきであり、できることならば、試験勉強を本格的に始めようという人には是非、ウチを選んでいただければと願っています。

 予備校は、コースで受講するとそれなりに費用が掛かります。その中で、CIMAアカデミーは平均的な水準だと思いますが、一部を除いて科目ごとの単科販売を行っていないことから、必要なものだけを受講したい(特に官庁訪問対策)という人には、高く映るかもしれません。大学受験ならば、単科販売は十分意義がありますが、公務員試験は就職試験です。しかも、総合職試験は実際には合格した人のうちの3分の1程度しか採用されません。現役学生時代に司法試験に合格した人でも、官庁訪問で普通に初日切りに遭います(特殊事例でもなんでもなくて、本当にごく普通に発生します)。

 勉強はもちろんそれなりにできていなければならないけれど、人物面においてもそれなりに評価に値する人物でないと採用の機会がない試験ですから、こちらとしてもそれなりの期間をかけて受講生を観察しないと、マトモな指導はできません。それに、私だけが良い評価をしてもダメです。説明会等への参加状況の確認、一緒に勉強している仲間やOB/OGとの関係(別に同調性を求めているわけではないので誤解しないで下さい)等も踏まえた上で、個別にアドバイスをし、さらにアドバイスを受けた本人も納得しないと前には進めません。

 そのようなわけで、基本はコースでの御受講をお願いしています。言い換えれば、一度入会してしまえば、追加料金も一切なく、今日のブログで紹介したような機会も享受できる(ただし、授業とは異なり、人間関係に関わるものですからお約束はできません。人間関係を活かすも殺すも他ならぬ皆さん自身ですので…)のですから、総合的にはかなり割安だと自負しています。「予備校を使ってみようかな」とお考えの方には、規模や講義コマ数よりも、官庁訪問終了までどれだけのサポートをしてくれるのか、という観点から判断していただければと願っております。無料体験してみたい方は、是非「お問合せ」欄からご連絡ください。

それでは、また。


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