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【2018年版】合格した人も不合格の人も、これからが大事です!


 みなさん、こんにちは。昨日は国家総合職試験<教養区分>の最終合格発表日でした。台風による再試験の影響もあり昨年より合格者数が増えたとはいえ、20倍強の難関を見事突破したみなさん、合格おめでとうございます!
 去年も同じことを書いたのですが、倍率が20倍だろうが30倍だろうが、CIMAアカデミーは今年こそ全勝を狙っていたのですが、やはり難しいですね。でも、今年は2次試験受験者の大多数が合格しています。さらに、私は協力関係にあるアガルート・アカデミーでの教養区分2次対策講座も全科目担当しているのですが、そちらでも昨日の時点ですでに2名の合格報告を受けています。指導者の立場から言えば、去年に比べかなり間口が広がったなあという感想を抱いてます。
一方、最終合格に至らなかった人は、期待していた分、落胆ぶりも相当なものだと思いますが、まずは成績開示請求しませんか?なぜなら、試験結果の詳細をすることは、現時点における自分の努力の程度を直視する上で必要不可欠な行為だからです。面接に問題があったのか、それとも論文に問題があったのか、弱みが把握できるだけで、今後の対策は大いに捗りますよ。ちなみに、春試験はどの区分も教養区分に比べてはるかに合格しやすいのですが、特に、経済区分は今から本格的に勉強を始めても十分間に合います(CIMAアカデミーでも、1月から始めて今年春の試験に最終合格したのが何人もいます!)。ゆえに、思い立ったら、即行動に移してみませんか?ただいま経済区分講座割引実施中ですので、是非一度経済区分HPをご覧ください。
 そんな中、昨夜は【文部科学省説明会】を実施しました。教養区分最終合格発表日にぶつけたのですから、ドタキャンを恐れていたのですが、最終的には満員の中説明会は実施されました(説明会の様子についてはこちらを参照)。毎年CIMAアカデミーに所縁のある人が講演者として来てくれているにもかかわらず、近年、内定者どころか訪問者すらいない状況で肩身が狭いのですが、「なにもしないと他省へ逃げてしまう人たちにアプローチをかけていくのが役目なので…」と言ってもらえるのが救いです…。
 以前にもブログに書きましたが、CIMAアカデミーでは、省庁別説明会は通常講義を延期、いわば講義の一環のような位置付けで実施しています。それは、大学生の志望先なんて、くるくる変わって当たり前だと私は思っているからです。むしろ、3年の早い時期から「公務員、○×省志望」ってガチガチに固め、自分の進路選択の正当性を補強するかのように志望省庁の説明会ばかり参加する人の方が、周りから見ても余裕なさげですし、事実、内々定も得られていません(もちろん、ウチの創業以来、約6年の経験のみからの結果ですが…)。 
 いろんなところの話を聞くことを通じて少しずつ自分の進路が定まっていく過程を自分で体感してほしいのですが、思い込みはなかなか修正できません。私は受講生に対して、志望省庁以外の説明会にも強制参加させる主義ですが、たいてい、関心を寄せていないところの話だと、つまらなさそうな顔をしたり挙句の果てには居眠りします(私も人のこと言えませんが…)。そんな場合、通常講義時に「君は、自分のことを好奇心旺盛やら俯瞰的視点から物事を考えられるやら、私に言ってたけれど、二度と言うな!」と説教してきました。
 官民問わずいろんなところの話を聞いて、大いに進路に悩んでください。CIMAアカデミーでの省庁別説明会は、講演および座談会含め毎回2~2.5時間要します。霞が関以外の場で開催される単独省庁説明会で、これだけの時間を確保しているところは殆どないと思います。自分の進路について真剣に考えるのにうってつけですよ。ただし、試験勉強が疎かになったら元も子もないので、勉強時間はしっかり確保してください。そのためにCIMAアカデミーを選んでもらえれば幸いです。 
 年内は21日(金)の内閣府説明会で最後です。当該省庁に関心のある方はもちろんのこと、自分の進路選択について真剣に考えたい方のご参加をお待ちしています。ただし、内閣府も文科省同様人気が高く、21日の説明会もお席は残り4席です。収容人数の都合上、説明会はすべて要予約とさせていただいていますので、ご興味のある方は「お問合せ」からお申し込みくださいますようお願いいたします。
 最後に、今回合格した人もこれからの過ごし方が来年の官庁訪問内定獲得のために重要になってきます。おそらく、いろいろな説明会で「教養区分合格者は優秀」と聞かされるかと思いますが、それは以前のブログにも書いたように、合格時点で優秀ということではなく、その後、官庁訪問までの時間を有意義に活用できている人が多いからです。合格したことで満足してるようでは、せっかくの利点もなくなってしまいますよ!
 ちなみに、優秀さというものを出身大学名でしか考えられない方、確かに教養区分合格者の出身大学は東大、京大が多いですが、春試験での合格者が一桁しかいない大学でも、ちゃんと教養区分合格者はいますからね!それどころか現在仕事を持っている社会人も合格者にいます。もちろん、彼らの努力や本気度は相当なものだったからこそ結果が得られたのであり、その様子を見てきた私が言うのですから間違いありません!ゆえに、今回の試験結果について、自身の出身大学を理由にしようとしている人は、自分自身が原因であることに早く気づくべきで、二度と同じ目に遭いたくなくて、かつ公務員志望が強いのであれば、早急な行動あるのみだとだけ言っておきます。
 それではまた。

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