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省庁別少人数制説明会、再開します!


 みなさん、ご無沙汰しております。すっかりブログ更新が滞ってしまいました。遊んでいたわけではありません!今、私の目の前には学生が提出した両面びっしり文字で埋まった答案が7通あります(本当は9通ないといけないのですが、1名は海外、もう1名は体調不良のため未提出です…)。今月14日より2日間に渡り、教養区分2次試験が実施されますが、目の前にある答案はいずれも初日の試験科目である企画提案試験対策講座の答案です。

 講座自体は今週土曜から実施するのですが、「答案を当日持参した場合は、こちらもまともに読まない状態で質疑応答するからな!」と学生を脅した手前、事前提出された答案にはちゃんと向き合わないといけないのですが、省庁別説明会の準備など所用が幾重にも重なり、まとまった時間がとれず困っています(逃げ出すわけにもいかないので、とにかく空き時間見つけ次第、答案を読んでいますが…)。

 それでも提出された答案に眼を通す限り、どの答案も資料の分析・要約に紙面が割かれ、肝心な施策は申し訳程度にしか書かれていない、もしくは分量があったとしても、それらはいずれも既に実施されているものか過程について一切触れられていない。毎年全員に言えることなのですが、何で最初の数行をシカトするんですかね。毎年不変である大事な設定を無視して、最後の数行ばかりに目が向いている…。執筆に際して、「自分は今どんな場面に位置しているのか」をもっと想像すれば、書き方も自ずと定まってくるのではないでしょうか。

 9月下旬の農水省説明会以降、教養区分試験対策のためお休みにしていましたが、アガルートアカデミーとの共催による省庁別少人数制説明会を再開します。今月14日は財務省本省、来月7日は文部科学省の予定です(詳細はこちら)。ちなみに、前者は教養区分2次試験初日、後者は教養区分最終合格発表日です。「なぜ、そんな日に実施するんだ?」という意見もあるかと思いますが、端的に言えば、試験結果によっては萎えてしまいがちな時期に、再度気持ちを奮い立たせるためです。特に財務省説明会については、ビギナー向け説明会ではありませんので、試験2日目に向けて皆さんに資する面もあるのではないかと思っています。

 昨年もブログに書きましたが、実施に際して、皆様にもお願いがあります。昔と異なり、各省庁の説明会は数えきれないくらい実施されていることから、情報の受け手である学生にとっては、個々の説明会の重みはかつてに比べ小さくなっているものと思われます。加えて、「予約不要」「入退出自由」と銘打った説明会も多くなっていることもあってか、「事前予約制」の説明会においても無断欠席が目立ってきました。CIMAアカデミー主催の説明会は全て事前予約制ですが、無断欠席は、弊社でも結構ありました(昨年は注意喚起の効果もあり欠席者自体1割未満でしたが、2~3年前はひどいときには3割近い欠席者がいて、しかもそのほとんどは無断欠席でした)。

 わざわざ配布物を用意される採用担当者ならびに講演者の方の負担を少しでも軽減すべく、直前に参加者数を伝えてきていたのですが、無断欠席はそうしたことを無意味にしてしまいます。夏の官庁訪問終了後、お礼の挨拶にいくつかの省庁を訪問した際、説明会の無断欠席の話が話題になりました。無断欠席する方は「自分一人くらい…」という気軽な気持ちかもしれませんが、その行為によりどのような影響が生じるのか、想像してみるべきでしょう。そうした想像力の欠如は、官民問わず、今後の就職活動において苦労することになると思います。

 説明会に関する詳細はこのHPの「最新情報」をご覧ください。また、今後も随時情報を更新していきますので、定期的にチェックされることをおススメします。それでは、2日間しんどいかと思いますが、2次試験頑張ってください。

いつもより短いですが、それでは、また。


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