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お盆休み中に初心にかえりましょう

執筆者の写真: cimaacademywebcimaacademyweb

 みなさん、こんにちは。昨日(10日)はお盆休み前最後の講義&テストでしたが、部活・サークルの合宿や旅行、インターンシップなど様々な予定が目白押しということもあり、5人しか参加しませんでした。これまでにない猛暑続きで、試験勉強のことを完全に後回しにしてるかもしれませんが、教養区分試験の出願期間は27日までなので、受験を考えている方は手続きを忘れないでくださいね。

 導入から6年ほど経過し、それなりに認知度も高まっていることから、教養区分を「専門科目がないから楽な試験」やら「ワンチャンあり!」と考える人は、これまで数多くの受験戦争を勝ち抜いてきた一部の層を除いて、さすがにいなくなったことかと思います(まあ、公開されている試験結果をみれば明らかですよね。しかも、例年の合格者の内訳をみると、東京地区が100名、京都地区が30名ほどと、かなり偏っていますし…)。

 それゆえ、教養区分を本命と考えている人は、この猛暑の最中も過去問演習および論文執筆(舐めてかかると痛い目に遭いますよ!大問2題それぞれに基準点が設けられているため、どっちかで足切りに遭うという人、意外と多いです)を必死に繰り返すのが理想ですが、時節柄、ダラけてしまうのが実情です。そんなときは、是非初心にかえるための時間に充ててほしいと思っています。

 独学で勉強している方は「合格するだけで20倍もの高倍率を突破しなければならない教養区分をどうして受験しようと志したのか?」、うちのような予備校を利用している方は「学校を決める際、フォロー体制の程度について質問してきたはずだけど、それを現時点でどれだけ活用できているか?」について、振り返ってみてください。うちの場合になってしまいますが、毎年、この時点で用意されているフォロー体制を活用している人は、残念ながらほとんどいません(ゼロではありません。インターンシップ向けのES添削を依頼してくる受講生もいますが、そういう学生は本当に少ないです。)。

 「あれだけフォロー体制について尋ねておきながら、本試験1か月半前なのに全然活用しないって何なんだ?」という思いは毎年感じていますが、経済区分とセットで受講している人については、教養区分の結果で現実を認識させるのもアリかと考え、特に煩いことは言っていません。でも、教養区分のみの人は、そんな悠長なことは言ってられないはずです。一応言っておきますと、内定者の方は、全員しつこいくらいに使い倒して去っていきます。

 それゆえ、猛暑で気力が湧かないのならば、いっそのこと、このお盆休みの間は初心に思いを馳せる時期にしても良いかと思った次第です。それでもなお、気力が湧かないのならば、総合職に対する魅力がもしかしたら逓減しているのかもしれません。それはそれで、自分に相応しい進路を再考するという点では、意義ある行動だと思います。

 いつもより短いですが、今日はこの辺で。よい休日をお過ごしください。


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