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最初から志望動機を見直しませんか?


 みなさん、こんにちは。官庁訪問もピークを過ぎたことと思います(一部の省庁では第4クールでもなお残りわずかな枠を多くの候補者で競う状況にあるかと思いますが…)。CIMAアカデミーのHPへのアクセスユーザー数も、最終合格発表日直前からの連日300人を超える状況から一気に減少し、平常時に近い状態に落ち着いてきました。

 もう、ほとんどのところで候補者はそろっていることと思います(繰り返し言っているように、18日の内々定解禁日までは今年の官庁訪問について何も言及するつもりはないですし、また採用先省庁についても例年通り、10月の内定式までは明らかにするつもりはありません!)。そして、結果はどうであれ、「自分はやりきった!」という充実感が得られた人は、たいてい官庁訪問終了とほぼ同時にこのブログからも離れていきます(ブログアクセス数の激減ぶりは、まさにその象徴でしょう)。

 ただし、総合職試験は、どこからも内々定が得られない受験生の方が圧倒的に多いことから、そうした充実感が得られる人はむしろ少数派でしょう。民間にシフトする人はともかくとして、再度、官庁訪問にチャレンジしようと考えている人は、教養区分試験へとなだれ込むことだけはくれぐれも避けたほうがよいと思います(これが望ましくないことについては、以前のブログで書きましたので、今回は割愛します)。今回は、これから1年かけて再度官庁訪問に臨む意志が固まった人向けに、お話ししたいと思います(官庁訪問再挑戦のために教養区分受験を決めた方は、ご自身の決断を鈍らせない意味でも、うちのHPから完全に離れることをおススメします)。

 これから1年かけて官庁訪問再挑戦をするに際して、「そもそも何故、国家公務員を志望したのか?」を1年間の間、常に自問自答してほしいと思います。長年、官庁訪問の指導をしていて最も苦労するのが、この志望動機にあります。ここがちゃんとしていないから、具体的な志望省庁が憧れの域を出ず、業務や政策に関する知識詰め込みに走る人が多いのだと思います(うちでは、択一試験に必須の「経済財政白書」や「通商白書」を除けば、白書を読むことを勧めたことがありません)。それゆえ、パーソナリティにまで思いが至らず、適性を無視し、無理やり自分を志望省庁の業務全体に適しているというように作り込んでしまう…(海外生活の経験から外務省、教育関連のボランティア経験から文科省なんて、きっかけにこそなりますが、志望動機にはなり得ません)。

 「官庁訪問をここまでやれて本当に良かった。内々定に至らなかったのはもちろん残念だし悔しいけれど、自分の未熟な点がどこなのかわかったし、この経験は内定先企業に就職してもきっと活きる!いろんな人に支えられてここまで来られたのは、自分の財産だ!」

 これ、内定者の言葉じゃありません。昨年、あと一歩のところで内々定獲得に至らなかった元受講生の言葉です。その学生の話によれば、彼と面談をしたほぼすべての職員が、ほんとうに彼のことを知ろうと誠実に応対してくれたようです。ただでさえ多忙な中で、採用活動の一翼を担うことが極めて過酷な勤務状況であることは想像に難くありません。それでも、人生をかけて対峙する学生と真摯に向き合うことで、結果の如何にかかわらず、当該学生にとって大きな財産になるのが官庁訪問のもう一つの姿なのかもしれません。

 いま、再チャレンジを考えている人が体験した官庁訪問は、上記の学生が体験したものとは異なるものだったのかもしれません。ブログの読者の中には、遠方から多額の費用と多くの時間を割いて官庁訪問に臨んだにもかかわらず、悔しい思いをした方も多くいることでしょう。それでもなお、少なくとも現時点において再度、官庁訪問をしようと思い至った気持ちをまずは大切にし、自問自答を繰り返してください。きっと、自分が何故そこまでして国家公務員にこだわるのかがわかるかもしれません。さらに言えば、自分が本当に輝くことができる職場が、今回訪問した省庁なのかどうかも明らかになるかもしれません。それでは、また。


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