cimaacademyweb2017年12月9日読了時間: 4分【2017年版】合格した人も不合格の人も、これからが大事です! みなさん、こんにちは。昨日は国家総合職試験<教養区分>の最終合格発表日でした。最終合格率4.8%(去年は5.3%)の難関を見事突破したみなさん、合格おめでとうございます!倍率が20倍だろうが30倍だろうが、CIMAアカデミーは今年こそ全勝を狙っていたのですが、やはり難しいですね。もちろん、ちゃんと合格者はいますが、期待していた受講生が不合格になる状況に今年も直面したので、あまり気分は晴れません…。また、来年に持ち越しです(春試験ならば全員最終合格というのは、さほど苦にならないんですが…)。 合格者はちゃんと輩出しているものの、12月官庁訪問の該当者は今年は弊社にはいません。合格発表直後はいつもうちのHPアクセス数は急増し、その何割かは月曜日から始まる12月官庁訪問の情報収集のためだと思いますが、今年はうちに該当者がいないので何か新しい情報を提供する予定はありません。ただ、1つアドバイスするならば、夏の官庁訪問を体験した人に向けて、「夏と同じプロセスだと思うな!」とだけ言っておきます。 もちろん、これは全ての省庁に該当するとは限りませんが、夏は訪問者の成長を見る側面もありました(特に地方の学生)。だから、どの学生も原課面接が必ず設けられていたと思います。しかし、12月はというと、もう既に内定者がほぼ定数通り存在しています。だから、採用側が皆さんに要求する水準もはっきりしています。ゆえに、大抵のところは秘書課もしくは人事課面接を突破しないことには何も見通しが開けません。さらに言えば、採用可能性の有無にかかわらず、夏のような深夜までの拘束はまずありませんので、訪問者に妙な期待を抱かせることはまずありません(これは、大いに助かりますよね)。いずれにせよ、夏に比べると、段違いに厳しい戦いになりますが、頑張ってください! 一方、残念な結果に終わった方、特に最終合格に至らなかった人は、期待していた分落胆ぶりも相当なものだと思いますが、まずは成績開示請求しませんか?なぜなら、現時点における自分の努力の程度を直視する上で必要不可欠な行為だからです。面接に問題があったのか、それとも論文に問題があったのか、弱みが把握できるだけで、今後の対策は大いに捗りますよ。春試験は教養区分に比べてはるかに合格しやすいです。特に、経済区分は今から本格的に勉強を始めても十分間に合います(CIMAアカデミーでも、1月から始めて今年春の試験に最終合格したのが何人もいます!)。思い立ったら、即行動に移してみませんか? 最後に、今回合格した人もこれからの過ごし方が来年の官庁訪問内定獲得のために重要になってきます。おそらく、いろいろな説明会で「教養区分合格者は優秀」と聞かされるかと思いますが、それは以前のブログにも書いたように、合格時点で優秀ということではなく、その後、官庁訪問までの時間を有意義に活用できている人が多いからです。合格したことで満足してるようでは、せっかくの利点もなくなってしまいますよ! 先日、「昨年の教養区分合格の権利で来週からの官庁訪問に臨む予定だが、そうした受験生向けの指導は行っているか?」という問い合わせがありました。私は、「官庁訪問対策のみでは受け付けていません」と即答しました(なぜ、官庁訪問対策のみでは受け付けないのかは、これまでにも幾度となくこのブログで書いていますので、ここでは割愛します)。 官庁訪問まで十分な期間がある教養区分でも過年度合格権利を行使せざるを得ないケースが出るようになったことに正直驚きを隠せませんでしたが、それは就活というより、自分自身をしっかり見つめる習慣に欠けていた結果であると私は認識しています。私は以前より、夏の官庁訪問を失敗した人が教養区分試験を受験して12月官庁訪問に臨むことに対して批判的でしたが、過年度の教養区分合格の権利を行使して12月官庁訪問に臨むことに対しては、完全否定の立場です(もちろん夏の官庁訪問を行った人の場合です)。 それは、どんなものであれ、試験は人を成長させるものと、私は認識しており、その点、後者の場合は再受験することなく再度官庁訪問するため、採用側に対して、どう夏から冬にかけての成長をアピールするのだろうと危惧するためです。もちろん、最終決断するのは私では皆さん自身です。ただ、決断するからには、恨みっこなしで臨んでくださいね。 それではまた。
みなさん、こんにちは。昨日は国家総合職試験<教養区分>の最終合格発表日でした。最終合格率4.8%(去年は5.3%)の難関を見事突破したみなさん、合格おめでとうございます!倍率が20倍だろうが30倍だろうが、CIMAアカデミーは今年こそ全勝を狙っていたのですが、やはり難しいですね。もちろん、ちゃんと合格者はいますが、期待していた受講生が不合格になる状況に今年も直面したので、あまり気分は晴れません…。また、来年に持ち越しです(春試験ならば全員最終合格というのは、さほど苦にならないんですが…)。 合格者はちゃんと輩出しているものの、12月官庁訪問の該当者は今年は弊社にはいません。合格発表直後はいつもうちのHPアクセス数は急増し、その何割かは月曜日から始まる12月官庁訪問の情報収集のためだと思いますが、今年はうちに該当者がいないので何か新しい情報を提供する予定はありません。ただ、1つアドバイスするならば、夏の官庁訪問を体験した人に向けて、「夏と同じプロセスだと思うな!」とだけ言っておきます。 もちろん、これは全ての省庁に該当するとは限りませんが、夏は訪問者の成長を見る側面もありました(特に地方の学生)。だから、どの学生も原課面接が必ず設けられていたと思います。しかし、12月はというと、もう既に内定者がほぼ定数通り存在しています。だから、採用側が皆さんに要求する水準もはっきりしています。ゆえに、大抵のところは秘書課もしくは人事課面接を突破しないことには何も見通しが開けません。さらに言えば、採用可能性の有無にかかわらず、夏のような深夜までの拘束はまずありませんので、訪問者に妙な期待を抱かせることはまずありません(これは、大いに助かりますよね)。いずれにせよ、夏に比べると、段違いに厳しい戦いになりますが、頑張ってください! 一方、残念な結果に終わった方、特に最終合格に至らなかった人は、期待していた分落胆ぶりも相当なものだと思いますが、まずは成績開示請求しませんか?なぜなら、現時点における自分の努力の程度を直視する上で必要不可欠な行為だからです。面接に問題があったのか、それとも論文に問題があったのか、弱みが把握できるだけで、今後の対策は大いに捗りますよ。春試験は教養区分に比べてはるかに合格しやすいです。特に、経済区分は今から本格的に勉強を始めても十分間に合います(CIMAアカデミーでも、1月から始めて今年春の試験に最終合格したのが何人もいます!)。思い立ったら、即行動に移してみませんか? 最後に、今回合格した人もこれからの過ごし方が来年の官庁訪問内定獲得のために重要になってきます。おそらく、いろいろな説明会で「教養区分合格者は優秀」と聞かされるかと思いますが、それは以前のブログにも書いたように、合格時点で優秀ということではなく、その後、官庁訪問までの時間を有意義に活用できている人が多いからです。合格したことで満足してるようでは、せっかくの利点もなくなってしまいますよ! 先日、「昨年の教養区分合格の権利で来週からの官庁訪問に臨む予定だが、そうした受験生向けの指導は行っているか?」という問い合わせがありました。私は、「官庁訪問対策のみでは受け付けていません」と即答しました(なぜ、官庁訪問対策のみでは受け付けないのかは、これまでにも幾度となくこのブログで書いていますので、ここでは割愛します)。 官庁訪問まで十分な期間がある教養区分でも過年度合格権利を行使せざるを得ないケースが出るようになったことに正直驚きを隠せませんでしたが、それは就活というより、自分自身をしっかり見つめる習慣に欠けていた結果であると私は認識しています。私は以前より、夏の官庁訪問を失敗した人が教養区分試験を受験して12月官庁訪問に臨むことに対して批判的でしたが、過年度の教養区分合格の権利を行使して12月官庁訪問に臨むことに対しては、完全否定の立場です(もちろん夏の官庁訪問を行った人の場合です)。 それは、どんなものであれ、試験は人を成長させるものと、私は認識しており、その点、後者の場合は再受験することなく再度官庁訪問するため、採用側に対して、どう夏から冬にかけての成長をアピールするのだろうと危惧するためです。もちろん、最終決断するのは私では皆さん自身です。ただ、決断するからには、恨みっこなしで臨んでくださいね。 それではまた。
総合職試験動向について思うことみなさんこんにちは。この間、総合職試験を取り巻く環境は急激に騒がしくなり、うちのような小さな予備校に対しても見解を求める声はあったのですが、官庁訪問以降、大学のテストや義父の急逝が相次ぎ、ブログを更新する余裕がありませんでした。義父逝去に伴う一連の手続きは、今が佳境で時間的余裕は当面ないのですが、今月に入って教養区分や来年の官庁訪問再チャレンジについての相談メールが頻繁に届いていることから、表題に