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いつまでも合格の喜びに浸らないこと!


 みなさん、こんにちは。昨日は、国家公務員総合職試験の最終合格発表がありました。合格者の方には喜んでいるところに水を差すようで申し訳ないのですが、年々合格までの垣根が低くなっていることから、予備校講師としての感慨はこの時点ではほとんどありません。むしろ、今の総合職試験で不合格者を出してしまう恐怖と、この数年ずっと対峙し続けています。

 大本営発表の数字には表れてきませんが、私の周り(うちの受講生)で不合格者は出ていません(正確に言うと、択一試験段階で一人不合格者を出してしまいました…。)。昨年ダメだった人も今年はちゃんと結果を残してくれたので、この点に関しては素直にうれしく思います。ちゃんとした調査は落ち着いたらしますが、単科受講生含め20名に満たない集団ですので、おそらく大きな数字上の違いは生じないかと思います。経営者でもあるので、まったく喜びを感じないといったら嘘になりますが、その喜びは昨日だけの話です。

 水曜日からいよいよ官庁訪問が始まります。合格は当然という前提で2次試験終了直後から、空き時間を使って、自分の原体験を深堀させたりといった作業をずーっと繰り返しています(昨日も、夜11時過ぎまで学生がいました…)。なので、昨日も喜んでいる学生はほとんどいませんでした。むしろ、官庁訪問が近づくことで、日々心の余裕をなくしているようにさえ見えます。「焦るな!」といったところで、他人の言葉は皆さんにとっては気休めにしか感じないかもしれません。でも、その感性はむしろ正常です。ネット上にあまたある、文責も不明瞭な書き込み に翻弄されるよりもはるかに健全なことだと、意識しておくとよいでしょう。

 不安が募り押しつぶされそうになると、人は本性を顕しはじめます。真偽定かでない情報に右往左往する人、ある程度のところで見切りをつけ、あとは出たとこ勝負で臨む人、ちょっとでも不安が生じると虱潰しにかかり、極限までリスク低減を図る人…。

 前者2つのタイプにほとんどの人が当てはまりますが、去年、はじめて第3のタイプの受講生に出会いました。すべてが終わった今だから言えますが、誰が見ても安心してみていられる人だし、現実に官僚として活躍していますが、2次試験終了後からの自分の不安感との闘いは凄まじいものでした。「そこまでしなくても大丈夫!」と気休めを言おうものなら、うちのHPにある「内定獲得までの徹底的なサポート」の部分を写メしてくるので、お客あっての私は当然付き合わざるを得ません…。でも、今考えれば、徹底したサポートを掲げている以上、これが当然の姿なのかもしれません(予備校での学習考えてる人は、講義のコマ数とかよりも、きつくなる2次試験~官庁訪問の時期にどうサポートしてくれるのかで判断するとよいですよ)。

 この体験があって以降、「官庁訪問不安だ…」という人に対して、私はこう言っています。「口走るだけの無駄口叩く暇あれば、虱潰しに不安感を消す行動をとれ。」耳に心地よい言葉は、一時、不安感を和らげてくれますが、すぐに元通りになりますので、おススメできません。48時間くらい寝なくても死ぬことはありませんので(去年の官庁訪問時に私がそんな状況に追い込まれたので実証済み)、不安を徹底的につぶしていく作業をしてみましょう。それが官庁訪問に対峙する一番良い方法だと思います。

 今日も、これからうちの受講生に加え、アガルートの受講生への指導があるので、帰りが何時になるのかわかりません。OBはこれを「お祭り」と揶揄していますが、これから官庁訪問に臨む人も、これからの半月間を「お祭り」だと割り切り、非日常を限界まで体感することを楽しんでください。この期間、CIMAアカデミーは24時間体制(正確に言うと、日中はみんな官庁訪問に出払っているため、昼間休ませてもらっていますが・・・)で官庁訪問に臨んでいる受講生のフォローをしているため、変な時間にブログを更新するかと思いますが、お付き合いくださいますようお願いいたします。

 それでは、また。


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