みなさん、こんにちは。ずーっとブログ更新していなくてごめんなさい。先週金曜の講義後から体調が急に悪化し、今日になって、やっと仕事再開した状況です(37度台の熱が4日続きましたが、それ以外は、至って普通なので、インフルエンザではないようです)。
新3年生の方、大変お待たせしました!今年秋の教養区分向け講座の案内がやっとできました。詳細についてはHPをご覧ください。
一応言っておきますが、教養区分って与しやすいというイメージを持っている方がほとんどだと思いますが、いまじゃ、倍率、合格者の属性いずれをとっても、総合職試験のあらゆる試験区分の中で最もハイレベルだと思います。だからといって、法律区分や経済区分みたいに、早期から受験勉強をする必要は全くないけれど、その分、現実社会にもっと目を向けてくださいね。
さて、今日は表題にある通り、説明会についてです。といっても、択一試験まで残り2カ月余りなので、ほとんどの方は、意中のところについては何度も足を運んでいると思います。でも、それほど志望度の高くないところについてはどうでしょうか?行きたくないものを無理に行かせるのは私もあまり気が進まないのですが、あまりにも早期の段階から志望先を決め、テーマの相違に関係なく何度も何度も足を運ぶ姿は正直言ってあまり褒められたものじゃありません(意見に個人差はあります)。
確固たる自信はないけれど、おそらく、今年はいつも以上に客層が固定化しているのではないでしょうか?そうでなければ、いろいろな省庁から受講生への説明会の告知依頼なんか来ません(現在は、農水省と文科省のイベントを紹介しています)。うちも今年は、コース生のほぼ全員が同じ省庁志望という状況(入塾時ならば、ごく普通の現象ですが…)で、もうずいぶん前から、「本当に志望先から内定を得たければ、顔を覚えてもらうとか邪な動機より、まずはいろんなところに目を向けろ!」と言い続けています(だいたい、数回足を運べば、よほど物覚えの悪い人じゃない限り、名前はともかく顔は覚えられます。だからといって、それで採用に有利になるのなら、うちは毎年100%近い内定率になってます!)。
担当者の方との話にもありましたが、様々な場所で様々なテーマの説明会やイベントを実施しているけれど、「これに出れば有利になるとか、そういったことはしていない」ので、受験生の皆さんには、変な噂に惑わされることなく、興味がわけば、時間の許す限り、足を運んでもらえればと思います。(省庁によっては、タイトルを見れば、重要度の高いものと一般的なものが判断できるようになっているところもあるようですが…)。その際に、気を付けないといけないのが、説明会に参加することが目的化してしまうことです。そもそも説明会は、受験生と採用側の間に存在する情報の非対称性を解消するために開かれているものです。説明会に参加して、様々な疑問点等を解消し、「ここは自分に合う、合わない」という感覚を自分の行動でつかむことを重要視しましょう。
それよりも、極めて初歩的なことで、キャリア官僚目指すみなさんに対して書くのは本来憚られることなのですが、説明会やその他就活におけるドタキャンはしないでください!(現在CIMAアカデミーで告知している、農水省、文科省のイベント、いずれも予約制です)以前にも一度ブログに書きましたが、これは私だけでなく、いろんな省庁の採用担当の方との話でも出てくることで、しかも感覚的に年々ひどくなってきているようです。「自分は行けなくなったら、メールや電話で連絡入れているからドタキャンしていない!」と言って安心している人、当日に連絡しているのなら、それも立派なドタキャンです!
この時期になると予約制のイベントのほうが多いかと思いますが、それは特定の受験者層のみを受け入れるためではなく、会場のキャパシティや準備時間によるところが大きいからです。こう書くと、反論したがる人が必ず出てきますが、皆さんはこの先、問答無用で先方の日程に合わせて行動しなければならないことが多くなってきます。筆記試験や官庁訪問は当然ですが、2次試験で課される人事院面接も問答無用で個人ごとに日時が指定され、変更は認められません。自分の行動指針では問題にならないと思っていることでも、多くの人のために時間を割いて準備しているほうは、そうは受けとりません。
日常的に安易に予定変更するような人が、他者への共感や、協調性の高さを語っても、相手には何も響かないと思います。これまでの行動を振り返って、もし少しでも思い当たる節があるようならば、反省しこれからの行動に活かしてもらえればと思います。そういうわけで、「ちょっと申し込んでみようかな?」と思った方、詳細は下記に掲載してありますので、そちらをご覧の上、各自お申し込みください。
ちなみに、どちらの省庁も、これまで全く説明会に足を向けてこなかった人、大歓迎とのことです。 それでは、また。