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今年の試験問題(経済区分)について

 大変ご無沙汰しています。twitterやFacebookは時折更新していたのですが、2か月半ぶりのブログ更新です。新型コロナウィルス感染症に伴う営業自粛が5月末まで続いたことに加え、2度にわたる試験延期も重なり、やることなくてブログ更新だらけになるかなと思っていたのですが、前職時代に遡っても過去にないくらい怒涛の日々が続きました…。


 大学講義の完全オンライン化(どうやら後期も対面講義は無理そうな雰囲気です…)により、週5コマ13週分の講義を全て動画配信することとなり(何とか11週目まで終えました…)、そこに5月下旬に急遽、事前面談会なるものが降ってわいたので、講義収録&動画編集&ZOOMを駆使した受講生への事前面談会対策、とそれこそ6月~7月頭まではCIMAの設備を24時間フル稼働させ、私自身まともに寝た記憶が全くありませんでした。


 そんな状況でも、誰かのリツイートによって、現職の若手官僚の人が26時やら28時やら超勤の実態をつぶやいているのが頻繁に流れてきたのですが、正直「誰かにかまってほしいのね。受験前に事前面談会という建前と本音が綯交ぜになった訳のわからんものに付き合わされなきゃいけない学生(特に地方の学生!)の負担の大きさに比べりゃ、どんだけ自分が楽な境遇にいるのか想像できてんのか?建前に翻弄された挙句、彼らは下手すりゃ受験前に人生(もちろん全てではないけれど…)が決まってしまう理不尽さに直面するんだぜ!そんなに超勤が嫌ならば速攻辞めるか休職しろ!そのくらいの自由度はあるだろ!」という感情しか湧きませんでした(誰か「若手官僚の過酷な勤務実態がなぜ世間の共感を得るに至らないのか」というイベントにでも呼んでくれませんかね?入口を担ってきた側からの発言ってなかなか聞く機会ないと思うんですが…)。

 

 学生に相当キツイ物言いをするとともに、自分にも「失敗したら会社終わる」くらいのプレッシャーをかけ続けた甲斐あって、事前面談会が終わった今は、10日前までの出来事が嘘のような日々です。なので、今回は先日実施された国家公務員総合職の講評及び解説をします。といっても、うちは経済区分専門の予備校なので、当然話すのは経済区分についてのみです。まず、一通り解いてみた感想として「しょぼい…」の一言に尽きます。去年も、おととしも同じようなこと書いたかと思いますが、今年はそれに輪をかけてしょぼいです。ただ、これで終わらせると、講評らしきものだけして問題解説のできない予備校と言われるのも癪なので、うちの学生ができなかった問題の解説をします。受験生の皆さんは問題冊子をご用意ください。

 いかがでしょうか?№6は超基本問題なので、うちの学生に対して、私は納得がいかないのですが、一方で他の2問はできなくても仕方ないし、特に№5は経済区分専門試験のなかで最も難しい問題です(受験生の多くが苦手意識を持っているであろう統計・計量経済学にしても、全問過去10年以内の焼き直しに過ぎません)。だけど、解説をみれば明らかなように、発想力さえちゃんとあれば計算なんかほとんど必要としないレベルです。


 このように書くと、択一試験のボーダーが気になる人も多いかと思います。ただし、今年については全く予想できません。理由は、各省庁とも、事前面談会で目ぼしい人材は全てピックアップしているだろうからです。受験率および択一試験合格者数ともに昨年と同程度ならば、私は今回は試験問題の易化ぶりからして、教養+専門で45点くらいは最低でも必要だろうと思っています。


 しかし、うちの学生も言っていましたが、今回は半分も受験していないらしいですね?一方で、今回の官庁訪問は例年とは異なり1次試験合格発表後に行うことから、1次合格者は減らすことでしょう。さらに、各省庁とも、事前面談会で目ぼしい人材は全てピックアップしているでしょうし、このことが1次試験の合格最低点設定にどう影響するのか皆目見当つきません。それゆえ、私は今年についてはボーダーの予測はできないと言わざるを得ないのです。いくつかの予備校さんがやっているデータ・リサーチでは、平均点こそ明らかになりますが、それは過年度と比べての問題の難易度についての参考にしかなりません。ここ数年の経済区分の択一最低点は素点で38~40点で推移していましたが、さすがにそんな低得点での1次試験通過はあり得ない、このくらいまでしかデータ・リサーチの結果からは言えないのではないでしょうか。


 試験の出来が不本意だった人には全く気休めにもならなかったっことでしょう。しかし、他の公務員を併願している人、特に財務専門官等の国家専門職を志望している方には、きっと今回の問題解説は疑問点を解消させることに大いに貢献できたかと思います。次の試験に向けて、しっかり復習してくれることを期待しています。

 それでは、また。

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